基礎知識

40代の妊活は厳しい?——43歳で、18年ぶりに出産したわたしの本音

👪 40代の妊活/夫婦で決めたこと
朝日の差す窓辺に、使い込まれた子どもの靴と真っ白な赤ちゃんの靴が並ぶ水彩イラスト

「この歳で、まだ子どもを望むの?」——そう言われるのがこわくて、わたしは周りにほとんど話せませんでした。

先に答えを書きます。体の面では、40代の妊活が厳しいのは本当です。わたしも採卵5回・移植3回、約1年4ヶ月かかりました。

それでも、43歳10ヶ月で第5子を出産したいま、後悔はひとつもありません。40代の妊活に迷っている方、周りの声がつらい方に向けて、正直な気持ちを書きます。

1. 「この歳で5人目?」——周りに言えなかった

わたしには、すでに4人の子どもがいます。治療を考えはじめたとき、末っ子は中学3年生。春から高校生になる、育児がそろそろ終盤というタイミングでした。

実際に、こんな声もありました。

そう言われたり、反対されたりするのが嫌で、あまり周りには言えませんでした。

💬 MEGUの正直な気持ち

客観的に見たら、わたしも同じことを思います。その歳で、しかも18年ぶりにまた産むの?って。だから、反対する人の気持ちもわかるんです。

2. 欲しかったのは「この人との子ども」

わたしたち夫婦は、2024年1月に再婚しました。お互いに3回目の結婚です(不妊治療を始めたきっかけ)。

子どもが欲しかった、というより、「この人との子どもが欲しい」と願いました。ほかの人だったら、そうは思わなかったと思います。

夫の赤ちゃんが欲しかった。一緒に育児がしたかった。年齢や周りの声より、その気持ちのほうが大きかったんです。

3. 夫は、はじめ乗り気ではなかった

夫婦の気持ちが、最初からそろっていたわけではありません。夫は「二人だけでもいいんじゃない?」という感じでした。年齢が理由ではなかったと思います。

夫婦で温度差があるのは、珍しいことではないと思います。わたしたちも、そこから始まりました。夫の検査や通院のことは男性不妊の記事に書いています。

4. 体の面では、たしかに厳しかった

気持ちの話だけでは、正直ではありません。数字で見ると、40代の治療はやはり簡単ではありませんでした。

📊 わたしの治療の数字

  • 初めての受診:41歳10ヶ月
  • 治療期間:約1年4ヶ月(初受診から妊娠判明まで)
  • 採卵:5回(宇都宮2回・東京3回)
  • 移植:3回
  • 費用:総額73万円
  • 出産:43歳10ヶ月

くわしい内訳は41歳から43歳までの全記録にまとめています。

年齢が上がるほど妊娠しにくくなるのは、事実です。だからこそわたしは、迷っている時間がもったいないと感じていました。

※妊娠のしやすさには個人差があります。治療の進め方は、必ず担当の先生と相談してください。

5. 40代の出産は、もう珍しくない

「今の時代、40代の出産はそんなに珍しくないんじゃないかな」——わたしはそう感じていました。調べてみると、数字もそう言っています。

📈 40代のお母さんから生まれた赤ちゃん

  • 2024年:約4万5千人(40〜44歳 43,471人/45〜49歳 1,734人)
  • 生まれた赤ちゃん全体の約15人に1人
  • 1990年(約1万3千人)の約3.5倍

出典:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2026年版)」表4-7(厚生労働省「人口動態統計」より)

40代で出産する人は、毎年何万人もいます。あなたが特別なことをしようとしているわけではありません。

6. 産んでみて——20代のときと何も変わらない

実際に産んで育ててみて、20代で育児をしていたころと比べても、何も変わりません。

むしろ、気持ちに余裕がある今のほうがいいくらいです。後悔なんて、まったくありません。

18年ぶりに、また育児ができる。こんなに贅沢なことはないと思っています。

7. まとめ——40代で迷っている方へ

迷っているなら、まずは一度、検査だけでも受けてみてください。わたしもそこから始まりました。

→ 41歳から43歳までの全記録(費用の内訳つき)

→ 不妊治療で戻ってくるお金の5つ

→ 栃木で通ったクリニックの話

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