体験記

2回目の採卵——3個採れた日のこと【体験談】

📖 体験記⑭/42歳・2回目の採卵のお話
病院へ続く並木道のイラスト

1回目の体外受精は陰性。それでも諦めきれなくて、葉酸サプリと妊活鍼灸を始めながら迎えた2回目の採卵。刺激方法も麻酔も通院の流れも、1回目とまったく同じ。それでも当日は思わぬハプニングがあり——そして、結果は大きく変わりました。

つらかったこと、うれしかったこと、両方を正直にお伝えします。これから2回目の採卵を控えている方の、少しでも参考になればうれしいです。

1. 一日おきの通院注射、仕事との両立がきつかった

2回目の採卵も、1回目と同じ「中刺激」で卵胞を育てる方法でした。自分で注射を打つのではなく、一日おきにクリニックに通って、注射だけ打ってもらうスタイルです。注射は診察とは別枠で、診察時間内なら予約なしでいつでも打ってもらえたので、待ち時間はほとんどありませんでした。

予約がいらないので、仕事の前や後、休みの日にうまく組み込んで通えました。それでも、働きながらの一日おき通院はこたえました。注射自体はすぐ終わるのに、「一日おきに必ず行く」を続けること自体が、地味に体力と気持ちを削っていく感じでした。

💬 MEGUの体感メモ

予約なしで行けるのは本当にありがたくて、仕事の前や後、休みの日となんとか回せました。それでも一日おきの通院が続くと、じわじわ疲れがたまっていって。「この注射が卵を育ててくれている」と思って、なんとか続けました。

つらいときに支えになったのは、「これは意味のある通院なんだ」と思えたことでした。1回目を経験しているぶん、この先に採卵があることが分かっている。だからこそ、なんとか乗り越えられた気がします。

2. 当日の想定外——持参した精子が「取り直し」に

採卵当日の朝は、自宅で採精したものを持ってクリニックへ向かいました。夫は採精室で一人で採るのがどうしても苦手で、わが家はずっと自宅採取のスタイルだったんです。

ところが検査の結果、運動率が基準に届かず、まさかの「取り直し」。わたしの採卵(麻酔は1回目と同じ局所麻酔でした)が終わってから、いったん家に帰って夫にもう一度お願いし、再びクリニックへ。2回目の提出でOKが出て、そのままわたしは仕事に向かいました

採卵した日に、家とクリニックを2往復して出勤。いま思い返しても、われながらよく動いたと思います。

📝 わが家の場合と、自宅採取を考えているご夫婦へ

夫はもともと精液検査で運動率が低めと言われていたので、取り直しになったのは持参のせいというより、その日の数値の問題だったのだと思います。それでも、自宅採取を選ぶなら「取り直しになる可能性」は頭に入れておいて損はありません。パートナーが採精室に抵抗がある場合は、取り直しになったらどうするかまで含めて、事前に夫婦とクリニックで相談しておくのがおすすめです。

3. 結果——3個採れた!

そして迎えた、採卵後の診察。先生から告げられた個数を聞いて、わたしは思わず聞き返してしまいました。

なんと、3個も採れていたんです。

1回目の採卵では、あれだけ頑張ったのに採れた卵は2個でした。だからこそ、今回の「3個」という数字が、信じられないくらいうれしかった。診察室で、思わず泣きそうになりました。

💬 3個と聞いた瞬間の気持ち

「2個」だった前回を覚えているぶん、「3個」という言葉が頭に入ってくるまで少し時間がかかりました。うれしさと驚きと、ほっとした気持ちと。あの一日おきの通院も、麻酔の前の緊張も、ぜんぶ報われたような気がして。大きな前進でした。

もちろん、採れた数がそのまま妊娠につながるわけではないことは分かっています。それでも、2個から3個へ。この変化は、わたしにとって確かな希望でした。

4. 鍼灸やサプリの効果も、あったのかもしれない

1回目と2回目の間に、わたしが続けてきたことがあります。葉酸サプリと、妊活鍼灸です。

正直に言うと、採卵数が増えた理由が何だったのか、本当のところは分かりません。体の状態はそのときどきで変わりますし、医学的に「鍼灸やサプリのおかげで卵が増えた」と言い切れるものではないと思っています。

それでも——「続けてきてよかった」と、心から思えました。冷えが和らいだり、気持ちが少し落ち着いたり。そういう積み重ねが、もしかしたら今回の結果に少しだけつながったのかもしれない。そう思えるだけで、これまでの時間が報われた気がするんです。

📝 効果については慎重に

鍼灸やサプリと採卵結果の因果関係は、科学的にはっきり証明されているわけではありません。ここに書いたのはあくまで個人の感想です。同じことをすれば誰もが同じ結果になるとは限らないので、その点はご理解いただけたらと思います。それでも「自分でできることをやった」という実感は、わたしの心の支えになりました。

5. まとめ——続けることで見えた景色

1回目と2回目、治療の流れは同じでも、当日の出来事と結果はまったく違いました。

不妊治療は、思うようにいかないことばかりです。1回目がうまくいかなくて、心が折れそうになることもありました。それでも、諦めずに続けてみたことで、今回こうして前向きな結果を受け取ることができました。

これからは、採れた卵の受精確認、そして移植へと進んでいきます。まだ道のりは続きますが、3個という数字を胸に、また一歩ずつ歩いていきたいと思います。

もし今、同じように2回目の採卵を控えている方がいたら、伝えたいです。1回目と同じになるとは限らない。だから、どうか希望を持って。あなたの頑張りが、いい結果につながりますように。

関連記事:あの痛みをまた?——諦められなかった理由

関連記事:陰性後にやり始めたこと——葉酸サプリと妊活鍼灸

関連記事:妊活サプリの選び方

← 前の話:⑬ 陰性後にやり始めたこと
→ 次の話:⑮ 2回目の移植と再びの陰性
📖 体験記の歩み(全話一覧)を見る
PR 妊活サプリ makana(マカナ)

妊活専門の管理栄養士が監修
オールインワン妊活サプリ

日本産マカ100%使用!
makana(マカナ)を見る →